Bruichladdich蒸留所【アイラ】①

Bruichladdich(ブルックラディ)蒸留所

・2024年5月現在、レミーコアントロージャパンが正規輸入

・創業は1881年

ゲール語で「海辺の丘の斜面」の意

・ボトリング施設があり、大麦の栽培も行っているためウイスキー製造に関する工程をアイラ島で完結することが可能な稀有な蒸留所

ウイスキーはノンピートタイプのクラッシクラディ、ピートタイプのポートシャーロット、ヘビーピートのオクトモアを生産

・ジンはボタニストを生産(ジン編にて記事作成予定)

・基本的に熟成年数を表記しない

 

・クラッシクラディ(ノンピート)

香り:ミント、デイジー、桜などの爽やかな草木やハーブ、加水するとレモンドロップ

はちみつ、カラメルしたフルーツ

味わい:熟したグリーンフルーツ、ブラウンシュガー

口当たりが良く、すっきりと飲める印象

・ベアバーレイ2008

香り:ライム、バニラ、干し草、青リンゴ、麦芽糖

味わい:スコーン、アプリコット、はちみつ、穀物

余韻:ミルクチョコ、マジパン、アプリコットジャム

 

・ブルックラディ18年

香り:熟した桃、スイカズラ、バニラ、ココナッツバター

若干の青リンゴっぽさ、カスタード、塩キャラメル

味わい:はちみつ、バタースコッチ、フレッシュフルーツ、トーストしたオーク

余韻:ミネラル、アプリコット、オーク、フローラルブーケ

 

・ポートシャーロット10年(ピート)

・初めて年数を表記した商品

香り:比較的ドライ、塩っぽいスモーキーさ、キャラメル、ナツメグ、グローブ

味わい:ココナッツ、バニラカスタードの甘み、レモン、牡蠣の燻製

 

・ポートシャーロットPMC01

・ポムロールワインカスク熟成(フランス南西部、ボルドー右岸にある地域で生産されるワイン。なめらかでコクがあることが特徴)

香り:煮詰めた洋梨やメロン、蜂蜜、草、ジンジャー、潮

味わい:麦芽糖ブラックベリー、プラム

余韻:シトラスの皮

 

・ポートシャーロットSC01(40ppm)

シェリカスクで3年熟成→ファーストフィルソーテルヌワインカスクで3年半熟成→セカンドフィルアメリカンウイスキーカスクで3年熟成

・セカンドフィルアメリカンウイスキーカスクで6年熟成→セカンドソーテルヌカスクで3年半熟成

・ファースト/セカンドアメリカンウイスキーカスクで6年熟成→ファーストフィルソーテルヌカスクで3年半熟成

⇨これらをバッティング

香り:甘い果実とシロップ、ドライアプリコット、蜂蜜、メロン、熟したパインや桃、花の香水、ブラウンシュガー、バニラ、キャラメル、マジパン、トーストしたオーク、

味わい:軽い泥炭の煙、熟した果実、革、ブーツポリッシュ、バニラ、チョコレート、柑橘

余韻:潮のニュアンス、素朴なピートスモークと柑橘

 

・ポートーシャーロットOLC(40ppm)

・バーボン、ヴァン・ドュ・ナチュレル、シラーのカスクで初期熟成

→オロロソ・シェリーホグスヘッドで18ヶ月熟成

香り:いちじくのようなフルーティーさ、オレンジ、シロップ、コーヒー豆、チョコレート

味わい:柔らかいオイリーさ、いちじく、オレンジ、桃、ナッツヌガー、靴墨、土のようなスモーキーさとスパイシーさ、

余韻:ドライで土っぽいスモーキーさ、ライム、いちじく、チョコレート、バニラ、塩っけ

 

・ポートシャーロットMRC

・原酒の50%をファーストフィルアメリカンウイスキーカスクで熟成

・残りの50%をセカンドフィルのワインカスクで熟成

→バッティング後、1年以上ムートンロートシルト(フレンチオーク)カスクで熟成

香り:フルーツ、重すぎないピート、爽やかな塩っけ、バニラ、トースト、チョコレート、ローストしたコーヒー豆、リコリス、胡桃、アーモンド

味わい:アイシングシュガー、マシュマロ、甘味が強い赤いフルーツ、強いオーク、煙草、メープルシロップ、ナッツ、かすかなオレンジ、甘く煮た桃

余韻:若干薬っぽいピート、クレオソート、フルーティ、クリーミーなバニラ、クローブなどのスパイス、熟した桃

華やかで、時間経過と共に開くフルーツの香りが印象的

 

 

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・基本的に黒字が公式サイトや通販サイトに載っているテイスティングノートから引用したもの。

・赤字が実際に自分でテイスティングして感じたもの。

・樽/ブレンド比率/キーモルトなど、わかり次第追記していきます。

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